塩といえば、ここ八百萬本舗そばの主計町や東山界隈の金沢の町家の飲食店の軒先によく見かけられる盛り塩。お葬式に行った後にも、清めの塩を撒く習慣が今でも日常に残っています。能登の海水から作られた塩はミネラルも豊富で、多くの塩製品が石川にはあります。

千客万来・商売繁盛、無病息災の祈願の塩、神棚に捧げる神聖なお供え物としての塩、穢れを清める塩。古来から人々の祈りの場には、塩との深い関わりがあります。パンデミックの渦中である２０２０年にも、無病息災を願って筆者も盛り塩をすることにしました。
置き場所や塩の交換頻度などに関する情報はweb上に非常に沢山見つかります。いろいろな説がありますが、現代の生活の中に願いを取り入れるには、玄関や水場、寝室などに置いて手軽に始めて見るのもよいのではないでしょうか。

こちらの動物縁起もりしおは、盛り塩の受け皿が縁起ものの動物の形になっています。透明感のある品のある白磁。ひとうひとつ職人の手仕事で丁寧に磨かれ仕上げられています。



▲鶴は千年。夫婦が仲良く長く連れ添う象徴とされています


▲亀は万年。長寿や健康を願う象徴とされています


▲フクロウ…不苦労、福籠とも書かれ商売繁盛の象徴やまた首が回ることから博識や学問向上の象徴とされています。


▲すべての動物盛り塩器にはもりしお器が付属していますが、もりしお器のみでもご購入可能です。

皿：W90 x D83 x H20mm x 2枚
もりしお器：φ47 x 50mm
紙箱：W185 x D97 x 87mm
素材：白磁器 Pot：Pottery　Cups：Porcelain
生産地：岐阜県瑞浪市